トランプ氏、ダボス会議で演説へ 欧州首脳とグリーンランド巡り協議

2026/01/21 16:59 

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 トランプ米大統領は21日、スイスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で演説を行う。トランプ政権はデンマーク自治領グリーンランドの領有に意欲を見せ、欧州諸国との緊張が高まっている。欧州首脳との会談も予定されており、行方が注目される。

 トランプ氏は20日の記者会見で、会議ではグリーンランドについて「多くの協議」が予定されているとし、「うまくいくだろう」と語った。中国やロシアの影響力拡大を念頭に「世界の安全のためにも(領有が)必要だ」と強調。欧州諸国と米国の双方が「満足できる形で協力できるだろう」と主張した。

 また記者会見では、北大西洋条約機構(NATO)の防衛費目標を国内総生産(GDP)比2%から5%に引き上げたことに触れ、「私ほどNATOに尽力した者はいない」と指摘。欧州諸国と強固な関係を構築しているとの認識を示した。確執が表面化しているマクロン仏大統領やスターマー英首相については「私がいない時に彼らは少し強く出ることがあるが、(対面すると)私に良く対応している」と述べた。

 トランプ氏は、領有に反対する英仏独など欧州8カ国に追加関税を課すことを表明している。一方、マクロン氏がパリで22日に開催することを提案した主要7カ国(G7)首脳会議には、出席しない意向だ。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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