香港の学生団体が解散へ 雨傘運動を主導 当局の圧力背景か

2026/02/06 19:25 

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 香港の民主化を求めた2014年の雨傘運動を主導した学生団体「香港専上学生聯会」(学聯)は5日、解散に向けた手続きを始めると交流サイトで発表した。「環境の変化に伴い、メンバーが厳しい圧力に直面するようになった」と説明している。

 20年に反政府的な言動を取り締まる香港国家安全維持法(国安法)が施行され、香港で活動していた民主派団体や政党は相次いで解散・活動休止に追い込まれた。学聯は具体的な解散理由を説明していないが、当局の圧力があるとみられる。

 学聯は1958年に設立され、各大学の学生らが参加した。89年に北京で起きた天安門事件では中国政府に対する抗議行動を展開。香港政府トップの行政長官選挙で民主的な制度導入を求めた雨傘運動で主導的役割を果たし、香港政府幹部と面会して対話するなどした。【台北・林哲平】

毎日新聞

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