トランプ氏、日本以外の選挙でも「内政干渉」 右派政治家の支持表明

2026/02/06 20:29 

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 トランプ米大統領は5日、衆院選での高市早苗首相支持を表明した。他国の選挙で特定の候補者や政党への支持を表明するのは「内政干渉」に当たる恐れがあるが、トランプ氏はこれまでも、自身の方針と重なる移民政策の厳格化などを訴える右派政治家らへの支援を表明してきた。

 高市氏支持を表明した直後には、ハンガリーで移民排斥を訴える右派ポピュリストのオルバン首相についても、「目覚ましい成果を上げてきた確かな実績を持つ、真に力強い指導者」だとSNSに投稿。「ハンガリーの偉大な国民を決して失望させない」と記し、4月の総選挙での支持を明らかにした。

 昨年10月のアルゼンチン議会中間選挙では、経済援助もちらつかせつつ、外国人向け支出を削減する方針を打ち出した親米リバタリアン(自由至上主義者)のミレイ大統領の政党への支持を呼びかけた。

 また同11月の中米ホンジュラスの大統領選では、米国に流入するホンジュラス移民について米国との協力姿勢を示す右派候補のアスフラ氏への支持を呼びかけ、最終的にアスフラ氏が僅差で当選した。

 高市政権も、出入国・在留管理体制の強化や国籍取得・永住要件の厳格化を打ち出しており、これまでトランプ氏が支持してきた外国人政治家と共通点がある。また高市氏は昨年10月の日米首脳会談で、トランプ氏と個人的な信頼関係を築いた安倍晋三元首相の「後継者」であることをアピールしており、トランプ氏に好意的な印象を与えた可能性がある。【石山絵歩】

毎日新聞

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