別府アルゲリッチ音楽祭が3月開幕 日本音コン1位受賞者の公演も

2026/02/06 20:37 

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 世界的ピアニストのマルタ・アルゲリッチさんが総監督を務める「第26回別府アルゲリッチ音楽祭」(アルゲリッチ芸術振興財団など主催)が3~6月に大分県別府市や東京都などで開かれる。関連コンサートを含めて全10公演が予定されている。

 今年のテーマは「魂から魂へ、世界へ響け」。

 音楽祭の総合プロデューサーを務める伊藤京子さんによると、アルゲリッチさんは1996年の総監督就任以来、音楽を通じて同じ喜びを共有することで人々が共生できるという信念を持って音楽祭に関わり続けてきたという。伊藤さんは「真剣に取り組んでくれている」と感謝する。

 オープニング公演は3月13日に別府市の「しいきアルゲリッチハウス」で開催のピアニスト、牛田智大さんのリサイタル(チケット完売)。その後、5~6月に別府市、大分市、東京都、水戸市で公演が開かれる。

 アルゲリッチさんが出演するのは、チェリストのミッシャ・マイスキーさん、バイオリニストのジャニーヌ・ヤンセンさんとの室内楽コンサート(5月23日、東京・すみだトリフォニーホール)のほか、音楽祭と水戸室内管弦楽団との共同制作による公演(5月29日、大分市・iichiko総合文化センター)。水戸室内管はアルゲリッチさんと親交があった指揮者の小澤征爾さんが生前、総監督を務めた。アルゲリッチさんは同団の定期演奏会(5月26~27日、水戸市・水戸芸術館)にも出演する。

 6月13日には、昨年開催された第94回日本音楽コンクール(毎日新聞社など主催)のピアノ部門で1位を受賞した加藤皓介さんが「しいきアルゲリッチハウス」でリサイタルを開く。

 5月16日には、第79回全日本学生音楽コンクール北九州大会のピアノ部門中学校の部で1位となった鈴木れあさんや大分県出身の若手演奏家によるコンサート(別府市・ビーコンプラザ)がある。加藤さんと鈴木さんは各コンクールで「アルゲリッチ芸術振興財団賞」を授与され、副賞として公演に出演する。

 オープニング公演以外のチケットは3月7日午前10時から発売される。詳しくはアルゲリッチ芸術振興財団ホームページ(https://argerich-mf.jp/)。【西本龍太朗】

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