ウクライナ東部の領土問題は進展なし 協議は続行 米露ウクライナ協議

2026/02/18 22:31 

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 ロシアのウクライナ侵攻を巡り、両国と仲介役の米国が和平案について話し合う高官級協議が17、18の両日、スイス・ジュネーブであった。ウクライナのゼレンスキー大統領は18日の協議後、両国の間で隔たりの大きいウクライナ東部の領土問題では進展がなかったと明かした。協議を続けることで合意したという。

 ゼレンスキー氏は記者団に対し「(ロシア側と)立場は異なり、交渉は困難だった」と述べた。停戦監視についての議論では進展があったとし、「(停戦するという)政治的な意思があれば、どう停戦監視するかについては、ほぼ全ての点で合意した」と説明した。

 タス通信によると、ロシアの交渉団を率いたメジンスキー大統領補佐官は18日の協議終了後、「難航しつつも実務的な内容だった」と述べた。

 ゼレンスキー氏によると、英独仏とイタリアの高官もジュネーブ入りしたという。協議には同席しなかったが、米国とウクライナから説明を受けた。

 3者協議は1月と2月上旬にアラブ首長国連邦で開かれ、今回が3回目。これまで米国とロシア、ウクライナが別々に協議していたが、議論を加速させるために米国が提案した。だが、領土問題での進展は見られていない。

 17日の協議には、ロシアからメジンスキー氏やガルージン外務次官らが参加。ウクライナはウメロフ国家安全保障国防会議書記やブダノフ大統領府長官、米国はウィットコフ中東担当特使とクシュナー元大統領上級顧問が参加した。【ベルリン五十嵐朋子】

毎日新聞

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