「見たことない勢い」 飲食店から燃え広がる 大阪・キタ繁華街火災

2026/02/18 22:49 

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 18日午後7時半ごろ、大阪市北区曽根崎2の飲食店の従業員から「キッチンから火が出た」と119番があった。大阪府警曽根崎署によると、3階建て店舗から出火し、隣接する複数の建物に燃え広がった。火元の店舗に勤める50代の従業員が軽いやけどをした。逃げ遅れた人はいなかった。

 曽根崎署によると、1階で調理中に火が上がったという。当時は客や従業員ら計5人が店内にいた。従業員の一人が「コンロの火を消し忘れた」などと説明しており、署と消防が詳しい出火原因を調べている。

 現場は大阪・キタの繁華街「曽根崎お初天神通り商店街」の一角。飲食店などが密集する地域で、近くには観光名所の「お初天神」もある。周囲には煙が立ちこめ、消防車など40台以上が駆けつけるなど騒然とした。

 現場近くの飲食店で働く女性(19)は「煙が周囲の店舗にも充満し、火災報知機も鳴ったので客に避難を呼びかけた。他の店舗からも多くの人が避難していた。異常な量の煙だったので逃げるのが遅かったらと思うと怖い」と振り返った。

 現場近くで居酒屋を営む男性(27)は「焦げ臭いと感じて外に出ると、大きな音とともに近くの建物から火が上がった。見たことのない勢いだった」と話した。

 火元の近くに住む男性(84)は「消防隊員から避難の呼びかけがあり、家から出てきた。どうなっているのか心配だ」と不安を募らせた。【高良駿輔、砂押健太、井手千夏】

毎日新聞

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