ドゥテルテ氏長女のサラ副大統領、2028年の比大統領選に出馬表明

2026/02/18 18:19 

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 フィリピンのサラ・ドゥテルテ副大統領は18日、記者会見を開き、2028年の次期大統領選への立候補を表明した。地元メディアによると、会見ではマルコス政権を「腐敗に満ちている」と批判。22年選挙で連携して圧勝した両者の対立が、改めて鮮明となった。

 サラ氏は16年から22年まで大統領を務めたドゥテルテ前大統領の長女。ドゥテルテ氏は強硬な薬物対策「麻薬戦争」を巡り、人道に対する罪の疑いで昨年3月、国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)に引き渡された。ただ地元での支持は根強く、昨年5月には不在のまま、南部ダバオ市長に当選した。

 サラ氏は会見で、マルコス政権による父親のICC移送を「誘拐だ」と非難し、自身も麻薬や犯罪対策でより強硬な姿勢を取る考えを示した。

 フィリピンでは大統領の任期は6年で、再選は認められていない。現職のマルコス氏は再出馬できず、世論調査ではサラ氏が有力候補と目されている。【バンコク国本愛】

毎日新聞

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