約150人死亡のモスクワ近郊テロから2年 被告15人に終身刑

2026/03/13 19:49 

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 2024年3月にモスクワ近郊のコンサートホールで起きた銃乱射テロ事件で、軍事裁判所は12日、実行犯4人と共犯者11人の被告計15人に終身刑を言い渡した。他の共犯者4人には19年11月から22年6月の有期刑が下された。タス通信が伝えた。

 約150人が死亡した事件は、22日で発生から丸2年となる。直後に過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出したが、プーチン露政権は「ウクライナの関与」を主張した。タスによると、首謀者ら6人への捜査が継続中という。

 実行犯の男性らが中央アジアのタジキスタン出身だったことから、ロシアでは移民労働者への締め付けが強化された。ただ、ロシアがウクライナで「特別軍事作戦」を続ける中、労働力は不足しており、この措置は露経済にはマイナスとの見方が強い。

 今回の判決を受けて、連邦議会の一部議員からは、実質的に廃止された死刑の復活を求める声も出ている。【モスクワ真野森作】

毎日新聞

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