BTSの活動再開 経済効果はテイラー・スウィフトさんと同水準

2026/03/20 14:19 

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 米ブルームバーグは19日、韓国の人気音楽グループBTSの活動再開に合わせた世界ツアーなどに伴う経済効果が22億ドル(約3500億円)規模になるとの試算を伝えた。これは米人気歌手のテイラー・スウィフトさんが2023~24年に行った世界ツアーでの経済効果と同水準だという。

 BTSは21日にソウルの中心部で無料コンサートを開催する。報道によると、航空券、宿泊、飲食などの費用も含めて無料コンサートだけで約1億7700万ドルの効果があるとしている。テイラーさんが1公演で生む効果が5000万~7000万ドルとされ、これを大きく上回る。

 今回の無料コンサートは米動画配信大手ネットフリックスが独占中継する。米歌手のビヨンセさんがライブ配信の契約をした際に同社が6000万ドル支払ったとされており、これに匹敵する水準との見方が出ている。

 更に、BTSは今年から27年にかけて、23カ国で80回以上の公演を行う。今後、更に日程が追加される見通しだ。ブルームバーグは過去のBTSの公演からチケットとグッズ販売で8億ドル以上の収入があるとしているが、ここ数年でチケット代が急騰していることからこれを上回る可能性が高い。

 韓国のIBK投資証券の17日付の報告書は、世界ツアーの動員数が約600万人にのぼり、グッズなどを含めて最低でも約2兆9000億ウォン(約3000億円)の売り上げがあるとしている。チケット代だけで1兆7920億ウォンの売り上げが見込めるとした。無料コンサートの会場周辺のホテルの宿泊料は急騰しており、ツアーに伴う他産業への他産業への波及効果も大きいとみられる。【ソウル日下部元美】

毎日新聞

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