米イラン、合意至らず 双方の主張は平行線に 交渉再開は不透明
米国とイランの戦闘終結に向け、仲介国パキスタンの首都イスラマバードで行われた交渉は12日、双方が合意に至らず終了した。主要議題だった原油輸送の要衝ホルムズ海峡の開放やイランの核開発を巡り、妥協点を見いだせなかったとみられる。交渉が再開されるかは不透明で、戦闘終結にこぎ着けられるか、先行きは見通せない状況だ。
ロイター通信などによると、米国のバンス副大統領、イランのガリバフ国会議長がそれぞれ率いる代表団、パキスタンの3者による対面形式で行われた。
バンス氏は12日、交渉終了後に記者会見し、イランとの協議で合意に至らなかったと明かした。「我々は合意なしで米国に戻る」と述べ、帰国の途についた。
バンス氏は11日に始まった協議が「21時間」続いたと説明。イラン側は核兵器を保有しないという決意を見せなかったと指摘した。その上で米側は「最終的かつ最善」の合意案を残して帰国するとし、「イラン側がこれを受け入れるかどうか様子を見る」と語った。
これに対し、イランのガリバフ氏は12日、X(ツイッター)で「相手側がわれわれの信頼を勝ち取れなかった」と米国を非難した。イランメディアによると、ホルムズ海峡や核の問題などを巡り、米側は高い目標の実現を目指した一方、イラン側は「共通の枠組み」の構築を図ったと主張。イラン情報筋は米国が合意するまで「ホルムズ海峡の状況は何も変わらない」と警告した。
パキスタンのダール副首相兼外相は12日、今後も米イランの仲介を続けると表明したうえで、戦闘の当事国に対し、停戦を維持するよう求めた。
一方、トランプ米大統領は11日、ホルムズ海峡で機雷除去の作業を開始したと明らかにした。米中央軍によると、2隻の米海軍ミサイル駆逐艦が同日、海峡を通過したという。2月の戦闘開始以来、米軍の艦艇がホルムズ海峡を通過するのは初めてとみられる。
イラン側は、イランの警告を受けて米軍の艦艇が引き返したとし、米国の主張を否定している。【ワシントン松井聡、カイロ古川幸奈、ニューデリー松本紫帆、エルサレム松岡大地】
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