<QAで解説>ガソリン全国最安値の県は? 平均を7円超下回る

2026/04/14 15:00 

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 中東情勢の緊迫化でガソリン価格が全国的に高止まりしていますが、最安値の県ではレギュラー1リットル当たりの平均小売価格(6日時点)が159円50銭と、全国平均を7円90銭下回っています。なぜ安いのでしょうか。Q&A形式で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「ガソリン価格が安い理由」を解説します。

Q 最近の国内のガソリン価格はどんな状況なの?

A 2月末に米国とイスラエルがイラン攻撃に踏み切ったことで大きく上がっています。経済産業省が毎週公表しているデータを見ると、レギュラーの全国平均は3月16日時点で1リットル190円80銭となり過去最高を更新しました。

Q その後は?

A 政府が石油元売り業者に補助金の支給を始めたことで値下がり傾向となっています。4月6日時点の全国平均は167円40銭です。

Q 全国最安値の県はどこなの?

A 愛知県です。6日時点の県内平均は159円50銭となっています。東京や大阪の大都市と比べて7円ほど、最高値の長崎県より約18円安くなっています。

Q 愛知はなぜ安いのかな。

A 製油所やガソリンスタンド(GS)の多さが関係していると考えられます。輸送コストが抑えられ、供給量も安定しやすい地理的メリットがあるようです。

Q 他の理由は?

A 愛知はトヨタ自動車のお膝元でもあり、乗用車保有台数(1月末現在)が約427万台と全国1位です。そのため、GS数が1266カ所(2024年度末時点)と北海道に次ぐ多さになっています。大手だけでなく地元企業によるプライベートブランドも数多く展開されているのです。資源エネルギー庁の担当者は「給油所が多いほど競争も厳しくなり、価格は収斂(しゅうれん)されていく。1カ所当たりの販売量も多いため、(利益率を下げ)比較的安価でも戦える土壌があるようだ」と話しています。

毎日新聞

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