ルビオ米国務長官、メローニ伊首相と会談 米軍削減「議論せず」

2026/05/09 07:02 

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 ルビオ米国務長官は8日、イタリアのメローニ首相とローマで会談した。対イラン軍事作戦を巡りぎくしゃくしている関係の改善が焦点となったが、ロイター通信によると、ルビオ氏は会談後、イタリア側との溝が埋まらなかったことを示唆した。

 トランプ米大統領は4月、対イラン軍事作戦に批判的な発言をしたローマ教皇レオ14世について「弱腰だ」などとソーシャルメディアに投稿。これに反発したメローニ氏のことも非難した。欧州が軍事作戦に「非協力的」だとして、イタリアに駐留する米軍の削減にも言及している。

 ロイターによると、ルビオ氏は会談後、記者団に対し「米軍に関する議論はなかった」と明かした。一方で、イタリアを含む欧州が「なぜ(軍事作戦を)支持しようとしないのか理解できない」とも語り、隔たりが残っていることをうかがわせた。

 米国務省によると、会談では中東情勢やウクライナ情勢に加え、米欧の持続的な協力の重要性についても議論した。メローニ氏は会談後、記者団に対し「率直な議論」ができたと評価した。

 これに先立ち、ルビオ氏は7日、バチカンでレオ14世とも会談した。双方の発表によると、米国とバチカンの関係強化を確認したという。【ベルリン五十嵐朋子】

毎日新聞

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