ホルムズ海峡付近の貨物船炎上、原因は「飛行体」 韓国外務省
韓国外務省は10日、ホルムズ海峡付近で韓国の海運会社が運航するパナマ船籍の貨物船が爆発・炎上した問題を巡り、「未確認の飛行体2機」が船尾を直撃したことが原因とみられるとする調査結果を発表した。どの国の攻撃とみられるかについては「調査中」として、明らかにしなかった。
火災は現地時間4日午後3時半ごろに発生。人的被害はなかった。韓国政府は自力航行できない貨物船をドバイ港へえい航。現地に調査団を派遣し、船長への聞き取りや監視カメラの映像を分析し、原因を調査してきた。
調査の結果、船体には幅約5メートル、深さ約7メートルの損傷があった。1機目の飛行体の衝突で発火し、約1分後の2機目の衝突で火災が広がったという。飛行体がミサイルなのかドローンなのかは判明しておらず、エンジンの残骸などの分析を続ける。
火災を巡っては、トランプ米大統領が発生直後にイランによる攻撃だと主張し、航行の安全を確保するための米主導の枠組みに韓国が参加すべきだとの考えを示していた。一方、在韓イラン大使館は6日、関与を否定する声明を出していた。
韓国外務省は10日、クーゼチ駐韓イラン大使を庁舎に呼び、調査結果を説明した。聯合ニュースによると、クーゼチ氏は記者団からイランの関与に関して問われ、「(イラン)外務省に聞いてほしい」とだけ答えた。【ソウル日下部元美】
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