防衛省、ホルムズ海峡安全確保へ多国籍軍事作戦の共同声明に参加

2026/05/15 13:04 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 防衛省は15日、イランが事実上封鎖するホルムズ海峡の航行の安全確保に向けた多国籍軍事ミッションの共同声明に参加したと発表した。小泉進次郎防衛相は記者会見で「国際社会の決意を支持し、後押しする観点から共同声明に参加した」と説明した。ただ「ミッションへの参加を予断するものではなく、自衛隊の派遣は現時点で何ら決まっていない」という。

 共同声明は小泉氏ら約40カ国の防衛相・国防相らが参加した13日の英仏共催オンライン会合を踏まえたもので、26カ国が賛同した。

 声明では、ホルムズ海峡の航行は「国連海洋法条約の規定や国際法に基づき、自由でなければならない」と強調。軍事ミッションを通じて「民間船舶の航行の支援、商業船舶運航事業者への安心の提供、機雷除去活動を実施する」とし、「活動は脅威により行動が制限されない環境下でのみ開始され、かつ国際法や各国憲法に完全に準拠して実施される」とした。

 軍事ミッションはいかなる軍事作戦とも区別され、最優先事項である継続中の外交的関与や沈静化に向けた取り組みを補完するものだと説明した。その上で「脅威により行動が制限されない環境となり次第、作戦を開始できるよう準備を進める」とした。【竹内望】

毎日新聞

国際

国際一覧>

写真ニュース