泉房穂氏、参院選立候補を表明 立憲・国民・連合兵庫が支援見通し

2025/03/24 20:41 

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 前兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)は24日、今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)から無所属で立候補すると正式に表明した。泉氏は「国民の使えるお金を増やしたい。減税と積極財政の方向性で大同団結を呼びかける」と話した。政党の公認は受けないが、推薦は拒まないという。立憲民主、国民民主の両党と連合兵庫から支援を受ける見通し。

 東京大卒。NHKディレクターなどを経て2003年から旧民主党衆院議員を1期務めた。11年に明石市長に初当選。子育て支援を重視した政策で全国的な注目を集める一方、市職員への暴言で19年に辞職した。直後の出直し選挙で3期目の当選を果たしたが、市議らへの暴言問題の責任を取る形で23年の同市長選には出馬しなかった。その後はコメンテーターとしてテレビ出演するなどしていた。

 兵庫選挙区は自民現職の加田裕之氏(54)と公明現職の高橋光男氏(48)、参政党新人の藤原誠也氏(36)の3人が出馬する見通し。日本維新の会は元参院議員の清水貴之氏(50)を擁立する方向で調整している。【栗田亨】

毎日新聞

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