1トップで試された前田と古橋は消化不良に サッカーW杯最終予選

2025/03/25 23:06 

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 ◇サッカー・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(25日・埼玉スタジアム)

 ◇△日本0―0サウジアラビア△

 最前線で試された2人が目立った結果を残せなかった。1トップには先発で前田大然、入れ替わる形で古橋亨梧が入ったが、いずれも無得点に終わった。

 前田は開始早々、田中碧のスルーパスにいち早く反応。相手守備陣の背後に抜け出してのシュートが右ポストを直撃するなど存在感を放ったが、ゴールは奪えず。後半途中でピッチを退いた。

 前田は「前半のチャンスで決めていれば、大差で勝てた試合だったと思う。相手も思ったよりも引いて守ってきたので、難しい試合だった」と悔しげに語った。

 古橋も相手のDFラインの裏を狙って駆け引きを続けた。だが、味方と呼吸が合わずに目立ったプレーを見せられなかった。

 1トップの主力を担ってきた上田綺世が20日のバーレーン戦後に負傷のため代表から離脱。最終予選で得点を重ねていた小川航基は負傷のため今回は招集されていない。その中で2人にチャンスが巡ってきたが、FWの序列を覆すには、消化不良の結果に終わった。【高野裕士】

毎日新聞

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