石丸新党、参院選の任期は2期までに制限 候補者10人を発表

2025/04/25 19:16 

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 地域政党「再生の道」代表の石丸伸二・前広島県安芸高田市長は25日、今夏の参院選で擁立する候補について、当選後の任期を2期12年に制限すると明らかにした。公開討論会への出席も義務づける。唯一掲げる政策「教育への投資」の中身については、「公教育を充実させる」と説明した。

 石丸氏はこの日、東京都内で記者会見を開き、東京選挙区(改選数6、欠員補充1)1人と比例代表9人の計10人の候補者も発表した。中長期的に政党要件を満たすことを目標とし、次期衆院選での候補者擁立も視野に入れているという。

 自身は改めて参院選に「出ない」と述べた。一方、政党とみなされるには10人の候補者が必要で、辞退者が出た場合に立候補する可能性を問われると、「願わくばこの10人で臨みたい」とかわした。

 会見には、東京選挙区に擁立する新人の吉田綾氏(40)も同席した。吉田氏は会社員で、外務省の在外公館派遣員制度で在ロシア日本大使館での勤務歴もある。「政治に憤りを感じてきたし、物価高に苦しんでいる。より当事者として政策を考えていく」と訴えた。【遠藤龍、加藤昌平】

毎日新聞

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