国民民主・玉木代表が釈明 再生の道「ネット中心」と発言、反発受け

2025/06/24 21:07 

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 国民民主党の玉木雄一郎代表は24日、X(ツイッター)で、同日の記者会見で東京都議選で議席を獲得できなかった「再生の道」を「ネット中心に展開していた」などと評し、反発が出ていることについて、「(再生の道が)SNS(交流サイト)を効果的に活用し多くの人にメッセージを届けることができることへの敬意と驚嘆」を示したと釈明。「関係者に不快感を与える表現」だったとして謝罪した。

 玉木氏は会見で「同じようにネットを中心に展開していた再生の道さんとかですね、あるいは日本維新の会さん、日本保守党さんは0議席にとどまっている」と指摘したうえで「もちろん我々ネットでもご支援をいただいていますが、単なるネット頼み、風頼みの政党ではないということも証明できたのかなと思います」と述べた。この発言について、SNS上で「失礼だ」との声が出ていた。

 玉木氏はXで「再生の道の候補者が支援者と一緒に炎天下でビラ配りや街頭演説に取り組んでいた姿は、私も見ていたし、知っていた」と記し、「ネットとリアル、どちらも本気で取り組んでいたバランスが、再生の道の強みだった」と評価した。その上で「それだけに議席がゼロにとどまったことは、ある意味驚きだった」と書き込んだ。【遠藤修平】

毎日新聞

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