立憲・安住幹事長、自民党総裁選は「お行儀よくてつまらない」

2025/09/22 17:17 

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 立憲民主党の安住淳幹事長は22日、同日告示された自民党総裁選について「前回に比べて(候補者)個人が自分の主張をしない。お行儀よく話しているから、つまらない」と述べた。前回2024年の総裁選と異なり、少数与党で政策を実現しにくくなったことが影響しているとの見方を示し「自民党の置かれた状況が違っている」と一定の理解も示した。国会内で記者団に語った。

 安住氏は、小泉進次郎農相が前回掲げた選択的夫婦別姓導入に消極的になったことなどに触れ「去年の方が個性があって、自民党が右に行くのか左に行くのか関心はあった。今回は皆同じような主張をしている」と指摘。「どなたが(新総裁に)なっても、顔が変わっただけになる可能性が高いということじゃないですか」と皮肉った。

 その上で「国会を早く開いて動き出さないと、政治全体が自民党のせいで国民から見放される」と主張。「(投開票日の10月4日まで)まだ2週間近くあるんですか。テレビなんか随分付き合っているようだけど、延々と見ているのもつらいよね。最近、チャンネルをひねっちゃうな」と語った。【池田直】

毎日新聞

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