<1分で解説>高市氏が「ワーク・ライフ・バランスを大事に」なぜ?

2025/10/06 13:21 

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 4日の自民党総裁後のあいさつで「全員に馬車馬のように働いてもらう。私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てます」と発言した自民党の高市早苗総裁。翌5日には、記者団に「皆様の方はワーク・ライフ・バランスを大事になさってください」と笑顔で声をかけました。発言が物議を醸したことが背景にあるとみられます。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「自民党、高市総裁のワーク・ライフ・バランス発言」を解説します。

Q 「ワーク・ライフ・バランス」ってどんな意味なの?

A 仕事と生活のバランスを大切にする考え方です。働きすぎず、家族や自分の時間も大事にしようという意味があります。

Q 高市氏はなぜ「ワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てます」と言ったの?

A 4日の総裁選出後のあいさつでの発言ですが、とても一生懸命に働くという、強い意気込みを示すために言ったと考えられています。

Q この発言が問題になったの?

A 長時間労働を助長しかねないと懸念の声が上がりました。

Q 5日にはどのような発言したの?

A 記者団に「皆様の方はワーク・ライフ・バランスを大事になさってください」と笑顔で声をかけました。また、「私は一生懸命働いていますけども。今日は日曜日ですよ」とも語りました。

Q どうして記者団にそんな声をかけたのかな。

A 4日の発言が話題になったことを気にして、記者団には仕事と生活のバランスを大切にしてほしいという気持ちを伝えたと考えられます。

毎日新聞

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