宮城県知事選告示 継続か刷新か、6選目指す現職に4新人が挑む

2025/10/09 09:47 

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 任期満了に伴う宮城県知事選が9日告示され、6選を目指す現職に4新人が挑む選挙戦が始まった。合計特殊出生率が東京都に次ぐ全国ワースト2位で人口減少や災害対策といった課題が山積する中、5期20年に及ぶ現県政の継続か刷新かが争われる。投開票は26日。

 午前9時までに立候補を届け出たのはいずれも無所属で、現職の村井嘉浩氏(65)▽元自民党参院議員の新人、和田政宗氏(51)▽自然塾代表の新人、金山屯(じゅん)氏(85)▽元立憲民主党県議の新人、遊佐美由紀氏(62)▽元角田市職員の新人、伊藤修人氏(33)。

 参政党が、和田氏と政策覚書を交わすという形で全国の知事選で初めて関わる。きっかけとなったのは官民連携で水道事業を運営・管理する県の方式で、一部の候補が見直しや検証を訴えている。村井氏が6選すれば現職知事では最多の当選回数に並ぶ。【山中宏之】

 ◇立候補者(届け出順)

村井(むらい) 嘉浩(よしひろ)65[元]陸上自衛官

⑤無現

和田(わだ) 政宗(まさむね)51[元]参院議員

無新

金山(かなやま)  屯(じゅん)85自然塾代表

無新

遊佐(ゆさ)美由紀(みゆき)62[元]県議

無新

伊藤(いとう) 修人(しゅうと)33[元]角田市職員

無新

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