前橋市長が続投の意向 任期満了まで給与50%減額 ホテル問題で

2025/10/17 15:53 

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 前橋市の小川晶市長は17日、市職員と複数回にわたってホテルを訪れた問題で、自らの給与を任期満了まで50%減額し、続投する意向を示した。小川市長は「市長としての道義的責任を明確にする」などと述べた。

 この問題を巡り、小川市長は9月24日に週刊誌報道を受けて記者会見を開き、特定の市職員と2人で複数回にわたってホテルを訪れたと認めた。目的は相談や打ち合わせと説明し、「男女の関係はありませんが、誤解を招く軽率な行動で、深く反省している」などと謝罪した。

 小川市長は市議会に対して2回の説明を行い、議会側は10月3日に進退の早期決断を求める申し入れ書を提出。6日の定例記者会見や13日の「市民対話会」では進退を明言していなかった。【加藤栄、庄司哲也】

毎日新聞

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