立憲・安住幹事長、公明との連携に意欲 「次の政界再編につながる」

2025/12/01 10:40 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 立憲民主党の安住淳幹事長は11月30日、埼玉県東松山市で講演し、公明党との関係について「支援団体の連合とも相談しながら、新しい受け皿の一つを作る政治勢力として、両党で話し合いを進めたい」と述べ、政界再編を見据えた連携に意欲を示した。

 安住氏は、公明の社会保障や人権、外国人などを巡る政策について「私たちと同じで、社会の中で多様性を認めていこうと訴えている」と評価。「外交・安全保障やエネルギー問題についてもおおむね受け入れられる範囲だ」と述べた。

 同じく連合の支援を受ける国民民主党との連携は、外交・安全保障やエネルギー政策などを巡って難航しており「単独では限度がある。連携する政党が増えてこなければ、自民党と対抗するのは大変だ」と強調。公明との連携を強化することが「次の政界再編へとつながっていく」と指摘した。【池田直】

毎日新聞

政治

政治一覧>

写真ニュース