外務省がハバナに危険情報 世界文化遺産の旧市街地、強盗相次ぐ

2025/12/16 16:17 

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 外務省は、キューバの首都ハバナで強盗事件などが相次ぎ、治安が悪化傾向にあるとして、旧市街地と市街地中心部(セントロ・ハバナ)の2市に、レベル1の危険情報(十分に注意)を出した。同国ではこれまで危険情報は出ていなかった。

 ハバナはスペイン植民地時代の美しい建築で世界文化遺産にも登録され、旧市街地は日本人観光客にも人気だ。強盗や強盗致傷事件が夜間だけでなく日中にも発生し、外国人観光客は標的にされやすいという。外務省は「夜間には決して両市には近づかず、日中でも十分警戒してほしい」と呼びかけている。【田所柳子】

毎日新聞

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