<1分で解説>「これが本音?」 自民候補、討論会で不用意な発言

2026/02/07 19:00 

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 8日投開票の衆院選で、自民党の候補が消費税の増税や軍拡を想起させるような不用意な発言をし、その後釈明するケースが相次いでいます。SNSでは「デマだ」などとする投稿が見られる一方で、「これが本音なのでは」とする声も上がっています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「自民候補の不用意な発言とSNSの反応」を解説します。

Q どんな発言があったの?

A 1日夜にYouTube番組「ReHacQ(リハック)」で東京27区の討論会があったのですが、そこで国民民主党の新人、須山卓知氏が「食料品の消費税ゼロを2年間限定でした後、消費税を10%から12%に上げることが今、政府の中で議論されているという記事をみた。実際どうなのか」と尋ねました。これに対し自民の新人、黒崎祐一氏は当初、明確に答えませんでしたが、須山氏が改めて「全くその話は候補者のみなさんには来てないのか」と聞くと、黒崎氏は「来てないわけではありません」と否定しませんでした。

Q SNSではどんな反応があったの?

A 「食料品の消費税を2年間ゼロにするために消費税自体を増税して12%にするって、自民党どうかしてませんか?」「自民党が勝ったら消費増税12%に」などの投稿が相次ぎました。毎日新聞がSNS分析ツール「メルトウォーター」で調べたところ、「消費税」「12%」を含む投稿は2日だけで約30万件に上りました。

Q 他にも事例はあるの?

A 東京13区から立候補した自民前職の土田慎氏のケースです。土田氏は1月31日にYouTubeで配信された候補者討論会で「日本の医療とか介護とか平和とか安全とか、この素晴らしいインフラを次の世代にしっかりバトンタッチしていく責務が我々政治家、そして皆さんにもあります」と述べた後、「国民の皆さんに汗を流してもらわないといけないかもしれないですし、場合によっては血を流していただかないといけないこともあるかもしれません」と発言しました。

Q SNSの反応は?

A 「ほんとうに怖い。政治家の一番の仕事は戦争を起こさないための命がけの外交なんだと言いたい」「憲法改正も徴兵制もすっとばして『国民を戦場に送る』前提の演説だ」などの投稿が見られました。

Q 2人はその後、どう対応したの?

A 「誤解を招く表現があった」などとして陳謝しています。

毎日新聞

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