鈴木エイト氏「教団の重要儀式に参加」小牧市長選出馬表明の県議巡り

2026/02/13 20:31 

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 前職が衆院選への立候補で失職したことに伴う愛知県小牧市長選(15日告示、22日投開票)に、県議の天野正基氏(55)が13日、無所属で立候補する意向を表明した。天野氏はイベントへの出席など世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が指摘されているが、「過去から現在まで信者であった事実は一切無い」とし、つながりを否定した。

 天野氏は2019年10月、常滑市で信者ら約4万人を集めて開催された旧統一教会の大規模集会に参加。集会では、既に結婚した夫婦が祝福を受ける「既成祝福式」が行われた。天野氏は、ウエディングドレスを着た妻とともに参加者を代表して、教団トップの韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁に贈り物を手渡していた。

 旧統一教会問題を長年取材してきたジャーナリストの鈴木エイト氏は、天野氏が参加した既成祝福式については「教団の信者になる重要な儀式」と解説する。「不注意で参加した」とする天野氏の釈明について、「教団式の洋服を着用し、伝道活動を頑張るとの趣旨の発言もしている。来賓あいさつなどの『お付き合い』で参加したとするには無理がある」と指摘する。

 TM特別報告の記載については「少なくとも教団側は天野氏が(布教に)協力していたとの認識している。地方議員の中でも特殊な事例だ」とする。2016年の教団内部資料によると、教団信者の地方議員は全国に44人おり、その後、さらに増えたという。

毎日新聞

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