首相、竹島式典への閣僚派遣を見送り 「いずれ実現へ環境づくり」

2026/03/13 08:37 

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 高市早苗首相は12日の衆院予算委員会で、2月に島根県で開催された「竹島の日」の記念式典に閣僚を派遣しなかったことについて、「総裁選で申し上げたことをいずれ実現するための環境づくりをしていきたい」と述べた。首相は昨年の自民党総裁選で同式典への閣僚出席を強く訴えていたが、トーンダウンした形だ。

 参政党の和田政宗氏の質問に答えた。和田氏は、首相が総裁選当時、竹島の日をめぐり「堂々と閣僚が出て行ったらいいじゃないですか、顔色をうかがう必要はない」と発言していたと紹介し、閣僚派遣を見送った理由を尋ねた。

 首相は「政府内で検討した結果、政務官が出席することになった」と説明。「顔色をうかがう必要はない」などとした発言の真意を問われると、「国内にもいろいろな考えの方がおり、外交的にも当然そうでしょう」と述べ、日韓関係への外交的配慮をにじませた。

 その上で、「日本の領土であるということを一人でも多くの方にお伝え、国際社会に発信していく姿勢が大切だ」と述べた。【東久保逸夫】

毎日新聞

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