「市職員にハラスメント」 栃木・足利市議会が2市議を「注意」

2026/06/02 19:28 

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 栃木県足利市議会は2日、政治倫理条例違反があったとして尾関栄子、鳥井康子両市議に対し、斎藤昌之議長が議場で注意し、同内容の文書注意も行った。政治倫理審査会の審査報告に基づく措置。

 ◇再三の窓口同行などを職務妨害認定

 両市議は昨年9月、知人の車で車中泊を続け、体調を崩した男性の生活保護申請を補助し、この際の言動について市側から「不当介入」と指摘された。政倫審で両市議は、男性の健康面だけでなく、住居も所持金もない経済的な急迫状況も主張。しかし、「(政倫審は)急迫性を判断する場ではない」として認定の判断基準にはならず、両市議の強い口調や再三の窓口同行が市職員へのハラスメントや職務妨害と認定された。

 注意は、それぞれ別々に事実認定した上で、「市民から選ばれた社会的立場を自覚し、二度とこのような事態を招かないよう厳重に注意する」という内容だった。

 鳥井議員は「急迫状況を明確に示し、職員ではなく、権限のある課長に対応を求めるべきだったとの反省はある」とする一方、「政倫審では反省点も含め誠実に話したつもりだが、認定には反映されなかった。どんな審議だったのか議事録を見てほしい」と話した。議事録は職員から聴取した第4回(4月21日)を除き、同市議会ホームページで公開されている。【太田穣】

毎日新聞

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