「現実見た方が」小池知事が国をけん制 大学「東京集中」是正に

2026/06/05 19:31 

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 東京都の小池百合子知事は5日の定例記者会見で、23区内の大学の定員増を規制するなど東京一極集中を是正しようとする国の動きに、「時代が大きく変わっている中で、東京から何か取っていけば物事が解決するんだという宗教と言ってもいいかと思うが、そろそろ現実を見た方がいいのではないか」と強くけん制し、「地方自治をもっと信頼してもらうべきではないか」と訴えた。

 国は進学による若者の東京流入の抑制などの理由で2018年から23区の大学定員増加や新学部・学科の設置、区外からのキャンパス移転を規制する措置を講じている。27年度末が期限となることから、有識者会議で措置のあり方の検討が4日に始まった。

 小池氏は23区内でITやデジタルなど成長分野の新学部設立を断念した大学や、進路や将来の選択肢が狭まるといった若者の声を紹介。「なぜ23区の定員抑制が地方の活力向上につながるのか。極めて不合理な制度と言わざるを得ない。大学定員規制をまずは撤廃し、国を挙げて人材育成に取り組むべきではないか」と非難した。

【田中綾乃】

毎日新聞

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