「自衛隊へ外国人登用検討を」 笹川平和財団が小泉防衛相に提言

2026/09/02 19:11 

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 笹川平和財団は2日、防衛力の人的基盤の強化に向けた提言を発表し、防衛省で小泉進次郎防衛相に手渡した。人口減少などによる自衛隊の人手不足を解消するため、自衛隊への外国人の登用を検討すべきだと提案した。

 提言では、原則、日本国籍が国家公務員の条件とされていることで自衛隊への外国人の登用が「十分考慮されてこなかった」と指摘。その上で、調査したオーストラリアではニュージーランドや米英などの国籍でも永住許可などの条件を満たせば豪軍への入隊資格を認めていることを挙げ、自衛隊の募集において「(外国人登用の)可能性について真摯(しんし)に検討すべきだ」とした。

 対象は戦闘行為など「公権力の行使や国家意思の形成」に当たらない業務とし、国籍を同盟国や同志国などに限ることや、アクセスできる秘密の程度も検討すべきだとした。

 このほか防衛産業施設の強靱(きょうじん)化も盛り込んだ。「防衛産業の人、物や施設なども防護されなくてはならない」とし、重要施設の地下化や施設の分散化などにより、「防衛生産基盤の持続力と生存性を高めていくことが求められる」と指摘した。

 提言に携わった黒江哲郎元防衛次官や山崎幸二元統合幕僚長は安保関連3文書の改定に向けた政府の有識者会議のメンバーとなっており、山崎氏は記者団に、「必要なことについては3文書改定に入れ込むべきだと思って、検討していく」と述べた。【竹内望】

毎日新聞

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