ローマ教皇死去 「国際社会全体にとって大きな損失」石破首相談話

2025/04/22 00:15 

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 フランシスコ・ローマ教皇の死去を受け、石破茂首相は21日夜、以下の談話を発表した。

 「ローマ教皇フランシスコ台下の崩御の報に接し、深い悲しみを禁じえません。

 教皇フランシスコ台下は、2013年から教皇台下の立場にあられ、約14億人のカトリック教徒を背景に、強い発信力をもって、環境保護や平和外交の推進等に尽力されてきました。

 日本との関係では、フランシスコ台下は初のイエズス会出身のローマ教皇として、フランシスコ・ザビエルのように日本での布教活動を長らく希望されていました。

 そして、2019年に、1981年の教皇ヨハネ・パウロ2世の訪日以来、教皇として38年ぶりとなる訪日を実現されると、広島及び長崎を訪問し、平和への力強いメッセージを発信してくださりました。

 こうした教皇フランシスコ台下のこれまでの御功績に心から敬意を表します。

 教皇フランシスコ台下の崩御は、バチカン市国民やカトリック教徒のみならず、国際社会全体にとっての大きな損失です。ここに、ローマ教皇フランシスコ台下の崩御を悼み、日本国政府及び日本国民を代表して、心から哀悼の意を表します」

毎日新聞

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