和歌山県知事選、自民県連が副知事擁立で最終調整 前知事が死去

2025/04/21 22:48 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 前知事の死去に伴う和歌山県知事選(5月15日告示、6月1日投開票)で、自民党県連は副知事の宮崎泉氏(66)を擁立する方向で最終調整に入った。21日、複数の関係者が取材に明らかにした。県連は26日の代表役員会で正式決定を目指す。

 県連幹部らが、15日に死去した岸本周平前知事の県政運営を最もよく知る宮崎氏に出馬を要請。関係者によると、宮崎氏は19日、岸本氏の側近に出馬の意欲を伝えた。宮崎氏は毎日新聞の取材に、県職員を通じて「知事選に関しては取材に応じられる状況ではなく申し訳ない」と答えていた。

 宮崎氏は1982年に県職員となり、人事課長や知事室長などを経て、今年3月まで教育長を務めた。岸本氏に行政手腕を買われ、4月1日付で副知事に就任。岸本氏の死去に伴い、15日から知事の職務代理者を務めている。【駒木智一】

毎日新聞

政治

政治一覧>

写真ニュース