「嵐」解散 官房長官「大きな存在だった」 親善大使などでも活躍

2025/05/07 12:19 

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 林芳正官房長官は7日の記者会見で、活動休止中の人気アイドルグループ「嵐」が2026年5月までに活動を終了すると発表したことについて、「国民的なアイドルグループとして長きにわたって活動され、多くのヒット曲を生み出した大きな存在だった」と評した。その上で「それぞれ個性あふれる才能を発揮されて、俳優や司会などさまざまな分野で活躍されている。今後も活躍し、日本の文化やコンテンツの発信をけん引してもらうことを期待したい」と述べた。

 嵐のメンバーは、10年に観光庁が外国人観光客を呼び込もうと任命した「観光立国ナビゲーター」に起用されたほか、20年には外務省の「日中文化・スポーツ交流推進年親善大使」として広報関連業務の委嘱を受けるなどしていた。

 林氏はこうした活動を念頭に「日本文化の魅力を国際的に発信する役割を担ってもらうなど、政府のさまざまな活動にご協力いただき、感謝したい」と述べ、謝意を表した。【竹内望】

毎日新聞

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