藤井聡太名人3連覇「苦しみながらの防衛」 一夜明け「喜びも」
第83期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)を4勝1敗で制し、3連覇を果たした藤井聡太名人(22)は激闘から一夜明けた31日、宿泊先の茨城県古河市で取材に応じ、「どれも難しい将棋。第4、5局はよくないところも多く出てしまい、苦しみながらの防衛だった。なんとか結果を得ることができた喜びは湧いてきている」と防衛できた実感を口にした。
前夜午前1時半ごろに記者会見を終え、ホテルの自室に戻った後もしばらく対局を振り返っていたという藤井名人は、やや眠たげな表情。2年前に初の名人位を手にした時から3期連続で4勝1敗の好成績でシリーズを終えた。しかし「第5局は中終盤、苦しかったし、第2局も中盤戦が難解で、終盤は苦しい局面もあった。内容的には押し切っていた感覚は全くないというのが正直なところ」と明かした。
休む間もなく、3日後には棋聖戦五番勝負が開幕し、振り飛車党でタイトル戦初登場の杉本和陽(かずお)六段(33)の挑戦を受ける。名人戦とは違う1日制の戦いということもあり「全く違った戦いになるので準備も切り替えていく。対振り飛車の対局は少ないので、戦っていく中で経験をどう補っていくかが一つのポイントになる」と次のタイトル戦に目を向けた。【丸山進、新土居仁昌】
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