高校生400人が腕前競う 撮影大会、3作品が最優秀賞に 新潟
新潟県内の高校生が写真の腕前を競う第29回撮影大会(県高校文化連盟主催)が新潟市内で開かれた。大会初日の5月30日には、参加した35校総勢約400人の生徒たちが新潟市内に繰りだし、信濃川河口近辺や商店街などでシャッターチャンスを狙った。最終日の31日にはプロによる審査会があり、いずれもみずみずしい感覚で撮影された人物の肖像がモチーフの3作品が最優秀賞に選ばれた。
新潟高3年の内山直洋(なおひろ)さん(17)の作品「愁色」は、中央区の「どっぺり坂」で撮影した憂い顔の女性。雰囲気のある表情や構図が高く評価された。モデルは内山さん所属の写真部の部長で、内山さんは「(撮影時に)表情を作るのが上手な部長です」と話した。
加茂農林高2年の志田裕都(ゆうと)さん(16)の作品「企(たくら)み」は、黒縁の眼鏡に手を掛け、不気味な笑みを浮かべる男性。背景の着物姿の女性の肖像画と相まって、強烈な印象を与え、審査員から絶賛された。志田さんは「被写体の友人が思いのほかいい表情をしてくれた」と語った。
長岡工業高2年の五百川(いもがわ)蒼唯(あおい)さんの「覇気」は男性の顔のアップ。手のひらからのぞく瞳が印象的だ。背景などをぼかしており、審査員から「高い技術力」と評価された。
審査員代表を務めた日本写真家協会の熊切大輔会長は「全国各地で高校生の撮影大会を見ているが、新潟の大会は歴史もあり、レベルが高い。ぜひ写真を続けてほしい」と語った。【杉尾直哉】
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