関東甲信や東海、17日は危険な暑さ予想 熱中症に警戒を 気象庁

2025/06/16 22:19 

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 環境省と気象庁は千葉、和歌山、鹿児島の各県と沖縄本島、大東島地方で17日に危険な暑さが予想されるとして「熱中症警戒アラート」を発表した。適切なエアコン使用、水分や塩分のこまめな補給などの対策を呼びかけている。

 気象庁によると、16日は各地で気温が上昇し、午後5時現在、22地点で35度以上の猛暑日、417地点で30度以上の真夏日を記録。愛媛県西条市では36・5度に達した。東京都心でも31・6度を観測し、今年の最高気温を更新した。

 日本気象協会の森康祐気象予報士によると、17、18日にかけて太平洋高気圧が勢力を強めるため、広い範囲で晴れる見通し。本州上空が暖かい空気に覆われ、関東甲信や東海地方は厳しい暑さが予想される。関東甲信はフェーン現象の影響で、群馬や埼玉など内陸部を中心に猛暑日になる所があるという。【最上和喜】

毎日新聞

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