合成麻薬フェンタニルの原料、愛知県内で違法取引なし

2025/07/07 14:07 

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 過剰摂取などによる死亡が米国などで社会問題化している合成麻薬「フェンタニル」の原料となる物質を取り扱う愛知県内の卸業者26事業所について、大村秀章知事は7日、立ち入り調査の結果、違法な取引はなかったことを明らかにした。

 県は1日から立ち入り調査を行い、4日までに全ての事業所で調査を終えた。このうち1事業所でフェンタニルの原料の取引を確認したが、名古屋市内の大学への販売で、違法ではなかった。

 7日の定例記者会見で調査結果を発表した大村知事は「引き続き、違法な取引に関する情報を探知した場合は適切に対処していく」と話した。【真貝恒平】

毎日新聞

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