天神祭会場近くで催涙スプレー噴射か 去った男性の行方追う 大阪

2025/07/26 10:56 

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 25日午後10時ごろ、大阪市都島区の毛馬桜之宮公園で、20代くらいの男性が別の男性に催涙スプレーのようなものを吹きかけ、その場を立ち去った。

 少なくとも10~20代の男女3人が目の痛みを訴え、このうち10代の女性が病院に搬送された。いずれも軽傷とみられる。大阪府警都島署が傷害容疑でその場を去った男性の行方を追っている。

 現場は、この日開かれていた天神祭の奉納花火の打ち上げ会場近く。花火はすでに終了していたが、大勢の見物客が残っていた。

 都島署によると、立ち去った男性は上半身裸だった。公園にいた男性に「けんかしようや」と声をかけ、断られるとスプレーを突然噴射したという。2人に面識はなかった。

 一方、大阪市北区のJR大阪駅では25日午後6時15分ごろ、「ガスの臭いがする」と駅員から119番があった。府警曽根崎署によると、桜橋口の改札付近で男性客が30代くらいの男性にスプレーを吹きかけられ、軽傷を負った。男性はその場から立ち去った。電車内でトラブルになっていたとみられる。

 府警は二つの事案に関連はないとみている。【大坪菜々美】

毎日新聞

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