東北新幹線の点検車両から油漏れ 安全確認で一時運転見合わせ

2025/08/22 13:16 

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 JR東日本は22日、東北新幹線の設備を保守点検した車両から油漏れが見つかったと発表した。車両は22日未明に大宮―小山間を点検しており、この区間の安全確認のため、東北新幹線は上下線で始発から運転を見合わせた。午前7時15分に運転を開始したが、東京―新青森間の上下線でダイヤが乱れている。

 JR東日本によると、22日午前4時半ごろ、保守点検を終えて埼玉県久喜市の鷲宮保守基地に戻ってきた車両から油漏れが見つかった。レールに油が付着していないか確認作業を進め、安全が確認されたという。

 22日午前10時20分現在、山形新幹線と合わせて上下線8本が運休し、計16本で遅れが出た。約1万2500人に影響したとしている。【椋田佳代】

毎日新聞

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