辞職の福岡県警刑事部長「弁解の余地もない」 複数職員にセクハラ

2025/09/25 17:28 

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 福岡県警の真崎俊行刑事部長が7月中旬に福岡市博多区の飲食店であった会合で、県警の複数の女性職員の前で性的な発言をしていたことが県警への取材で明らかになった。県警はセクハラ行為があったと判断し25日付で本部長注意処分とした。真崎部長は同日付で辞職した。

 県警によると、会合は真崎氏が企画した私的な飲酒を伴うもので、女性職員2人が参加。被害者の所属部署を通じて報告があり、発覚した。真崎氏は「酒に酔って覚えていない部分もあるが、被害者が話していることが事実だと思う。恥ずべき行為であり弁解の余地もない。本当に申し訳ない」と話したという。

 県警は25日付で真崎氏の後任に森中正暴力団対策部長を充てる人事を発表した。真崎氏は今春の人事異動で刑事部長に就任したばかりだった。【川畑岳志】

毎日新聞

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