連覇のソフトバンク・有原がエースの投球 2桁勝利のカルテット
ソフトバンク10年ぶりの連覇に貢献したのが4人の先発投手だ。13勝の大関友久に12勝のモイネロと新加入の上沢直之。そして開幕投手を務め、この日先発して13勝目を挙げた有原航平。全員12勝以上という強力な「カルテット」だった。
有原は一回に3連打を許していきなり1点を失ったが、それ以上は失点しなかった。「このまま粘って(投げて)いければ」と冷静だった。
制球に安定感を取り戻した二回以降はわずか2安打。「後半は思い通りのピッチング」で、要所でフォークが決まって三振も奪うなど波に乗り、三塁を踏ませない投球を披露してチームの勝利に貢献。仲間と共に歓喜の輪に加わった。
今季は苦しいシーズンだった。開幕戦で7失点して敗戦投手になると、チームも負けが込んだ。初勝利は4月下旬。「良いスタートが切れなかったし、悪い試合のイメージが多かった」
その後持ち直し、6、7月は6勝負けなし。チームも上昇気流に乗った。当時、小久保裕紀監督は「有原が本来の姿にならないと日本ハムを追いかけるのは難しい」と話していた。右腕の復調が連覇には欠かせないピースだった。
優勝を決めた試合で本来の力を発揮した有原。「チームとして優勝できたので、ほっとした気持ちが強い」と笑顔を見せた。【林大樹】
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