岸田前首相襲撃の木村隆二被告 2審判決前に記者と面会 一問一答

2025/09/25 17:42 

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 和歌山市で2023年4月、選挙演説に訪れた岸田文雄前首相のそばにパイプ爆弾が投げつけられた事件で、2審・大阪高裁判決でも懲役10年とされた木村隆二被告は判決前、毎日新聞記者との面会に応じた。主なやりとりは次の通り。

 ――1審判決のどこが不満で控訴したのか。

 ◆不満があれば控訴するのですか? 控訴は上級裁判所に救済を求めることです。

 ――救済を求めた、ということか?

 ◆別の事件を取材してはどうですか。

 ――1審・和歌山地裁での被告人質問では、子どもたちに栄養を届けるために政治家になりたいと言っていた。政治家になってどういうことをしたかったのか? 具体的な政策は?

 ◆憲法以外については質問できません。

 ――なぜ?

 ◆面会を終了します。

 ――自分の目的のために人を傷つけようとする手法は、政治家の仕事と相いれないのでは? 子どもを幸せにできるのか?

 ◆……(無言)。

毎日新聞

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