第７６回毎日書道展九州展（毎日新聞社、毎日書道会主催）が２８日、大分市寿町の大分県立美術館で開幕した。１１月２日まで。

　開会式では、毎日書道会の薄田東仙（とうせん）理事が「全国各地を歩み、締めとなる大分で、作品も心遣いも素晴らしい展覧会。努力を重ねた作品が発表されている」とあいさつ。続いて書道会の大谷洋峻（ようしゅん）理事による作品の解説があった。

　国内最大規模の総合書展となる毎日書道展には全国から２万２２４９点の出品があった。九州展では、全国巡回作品や九州・山口の入賞、入選作など計７１０点を展示する。

　開場時間は午前１０時～午後６時（１１月２日は午後３時まで）。入場料は一般５００円、大学生以下無料。会期中は午前１１時と午後２時に毎日書道展審査会員による作品解説がある（２日は午前のみ）。【岡田愛梨】