一部を秘密会に 百条委、学童補助金問題で市職員への尋問続行 栃木

2025/11/01 09:45 

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 栃木市の学校法人「陽光学園」(佐山和章理事長、7月に解散認可)に2022、23年度に交付された補助金について調べている同市議会の調査特別委員会(百条委員会)は10月31日の第9回調査で、市の担当職員に対する証人尋問を続行した。

 証人は23年度のこども未来部長と担当課の主任。一部を秘密会に切り替え、主に岩舟校分の補助金交付に至る支出負担行為や支出命令の期日や記録などについて尋問した。

 また、国の補助金の交付要件を巡り、担当部長は「(市からの学童保育事業の業務)委託ということではなく、翌年度から(学童)事業を実施することが条件だったと記憶している」と証言した。同法人は国、県、市から計1200万円の補助金を受けて開設した岩舟校を民間学童として1年間運営後、解散した。【太田穣】

毎日新聞

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