京王井の頭線、14時間ぶりに全線で運転再開 枕木が燃えた火災

2025/11/08 22:30 

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 8日午前7時50分ごろ、東京都三鷹市井の頭3の京王井の頭線の線路付近で「工事現場が燃えている」と119番があった。

 京王電鉄と警視庁三鷹署によると、火災があったのは吉祥寺―井の頭公園間の高架部分の沿線で、線路のレールの下に敷かれた枕木や発電機などが燃えた。けが人はいなかった。現場付近では午前4時ごろまで鉄道橋の塗装工事をしていたといい、警視庁と消防が出火原因を調べている。

 京王井の頭線は火災の影響で、富士見ケ丘―吉祥寺間の上下線で運転を見合わせた。その後、約14時間後に全線で運転を再開した。約8万6000人に影響した。【鈴木理之、木下翔太郎】

毎日新聞

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