レコード大賞は「ミセス」の「ダーリン」 最優秀新人賞はHANA

2025/12/30 21:57 

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 第67回日本レコード大賞(日本作曲家協会など主催)の最終審査が30日、東京都渋谷区の新国立劇場であり、大賞は3人組バンド「Mrs. GREEN APPLE」(ミセス・グリーン・アップル)の「ダーリン」に決まった。ミセスは2023年に「ケセラセラ」、24年に「ライラック」で大賞を受賞しており、3連覇を達成した。最優秀新人賞には今年1月にデビューした7人組ガールズグループ「HANA」が選ばれた。

 ミセスは15年にメジャーデビューした。ボーカル兼ギターの大森元貴さん、ギターの若井滉斗さん、キーボードの藤澤涼架さんの3人からなるロックバンドで今年でデビュー10周年を迎えた。

 ビルボードジャパンの25年の年間総合ソングチャート「JAPAN Hot 100」では上位10曲のうち5曲にミセスの楽曲がランクイン。1位が昨年レコード大賞に輝いた「ライラック」、2位が今回大賞の「ダーリン」だった。

 最優秀新人賞のHANAは、ラッパー・シンガーのちゃんみなさんがプロデューサーを務めるオーディション番組「No No Girls」から誕生した。

 メンバーはCHIKAさん、NAOKOさん、JISOOさん、YURIさん、MOMOKAさん、KOHARUさん、MAHINAさん――の7人。

 デビュー曲「ROSE」はビルボードジャパンの年間総合ソングチャートで6位を記録した。高い歌唱力と表現力に加え、メッセージ性の強い歌詞が特徴だ。楽曲はもちろんのこと、ルッキズムにあらがい等身大の自分を肯定する姿も共感を呼び、同性を中心に人気を集めている。【河慧琳】

毎日新聞

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