北九州コークス工場火災が鎮火 ベルトコンベヤー445メートル焼く

2025/12/31 16:07 

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 31日午前6時15分ごろ、北九州市若松区響町1の日本コークス工業(東京)北九州事業所の工場から「工場で設備が燃えている」と119番があった。市消防局の消防車など18台が出動して消火活動に当たり、ベルトコンベヤー長さ約445メートルを焼いて約7時半後に鎮火した。けが人はいなかった。

 北九州事業所の担当者は午前7時20分ごろ、毎日新聞の取材に「石炭を運ぶベルトコンベヤーが燃えている。今は炎は見えない」と話した。事業所は製鉄などに必要なコークスを製造している。

 北九州事業所では2024年12月、ガスが通る配管が爆発したとみられる事故があり、従業員3人がやけどを負った。【山下智恵、石田宗久】

毎日新聞

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