山梨の山林火災 ヘリで消火活動再開 民家に火の手迫り、避難指示も

2026/01/09 11:07 

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 山梨県上野原市の扇山で8日に山林火災が発生し、延焼が続いている。けが人や建物の被害は確認されていないが、市消防本部によると、火の手は山のふもとにある民家まで約150メートルに迫っているという。鎮火のめどは立っておらず、9日午前にはヘリコプターからの消火活動を再開。県から災害派遣の要請を受けた自衛隊のヘリも加わる。

 上野原市は付近の76世帯143人に避難指示を出した。避難所を2カ所開設し、8日夜の時点で最大9世帯15人が避難したという。

 火災は8日午前10時45分ごろ、近隣住民から「扇山から煙が見えている」と警察や消防に通報があった。埼玉、群馬両県の消防ヘリが上空から放水したほか、地上での消火活動を実施したが、日没のため打ち切っていた。

 9日早朝はドローンを使って状況確認などを行い、午前8時ごろから山梨と埼玉両県の消防ヘリ2機で上空からの消火活動を再開した。さらに群馬県と東京消防庁などが加わり、懸命な消火活動が続いている。

 上野原市は空気が乾燥して火災が発生しやすい状況にあるとして、市消防本部が1日に「林野火災注意報」を発令。野焼きやたき火など、火の使用を控えるよう呼びかけていた。

 現場は中央自動車道上り線談合坂サービスエリアの西側。【白川徹、古瀬弘治】

毎日新聞

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