囲碁女流棋聖戦第2局 上野愛咲美・女流立葵杯がタイトル奪取で3冠

2026/01/22 17:25 

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 囲碁の第29期女流棋聖戦三番勝負第2局が22日、東京都千代田区で打たれ、上野愛咲美(あさみ)女流立葵杯(24)が、妹の上野梨紗女流棋聖(19)に313手で白番2目半勝ちし、2連勝でタイトルを奪取した。4年ぶり5回目の獲得となり、女流名人と合わせて3冠となった。上野梨紗女流棋聖は3連覇を果たせず扇興杯の1冠に後退した。

 囲碁のタイトル戦で姉妹が対決したのは、1985年の第4期女流本因坊戦の本田幸子女流本因坊―楠光子七段(肩書・段位は当時)以来で約40年ぶり。

 姉妹対決を制した上野愛咲美新女流棋聖は終局後、「今日の対局は形勢が悪かったので勝てたのはびっくりですが、結果を出せたことはうれしい」と笑顔を見せ、「シリーズが終わってみたら妹はなかなか強かった。妹とのタイトル戦はなるべくなら避けたい」と語った。

 一方、上野梨紗女流棋聖は「(今日の対局は)全然勝っていると思ってちょっと気の緩みが出てしまい、それが負けにつながってしまった」と振り返り、「姉に負けたままでは終われない。何回でもタイトル戦を戦いたい」と話した。【武内亮】

毎日新聞

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