阿多博文氏が最高裁判事に就任 「誠心誠意、努力」

2026/02/02 23:22 

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 2日付で弁護士から最高裁判事に就任した阿多博文氏(65)が同日夜、最高裁で記者会見し「与えられた職責を全うするべく、誠心誠意、努力してまいりたい」と抱負を語った。

 阿多氏は1990年に弁護士登録し、大阪弁護士会に所属して活動してきた。法改正を議論する法制審議会の部会メンバーも務め、5月に全面施行される民事裁判の手続きIT化の法律にも関わった。阿多氏は「弁護士と裁判所が協力して、充実した審理と適正かつ迅速な裁判を実現し、国民の裁判への関心やアクセスが高まることを期待している」と述べた。

 大阪では元最高裁判事の故・色川幸太郎弁護士の事務所に入所し、色川氏から「恐れず、侮らず。クールヘッド、ウオームハート」と弁護士としての心構えを教わったという。「冷静に、かつ着実に。最高裁判事としても、(色川氏からの)言葉を支えとして事件に向き合いたい」と述べた。

 大阪府出身。2025年大阪・関西万博では、運営主体の日本国際博覧会協会の法律顧問を務めた。【三上健太郎】

毎日新聞

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